初めての簿記3級 勘定科目と仕訳を短時間におさらいする方法!

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簿記の効率的な学習法は、暗記ではなく、「理屈」で理解することです。それには、基本から順を追って理解を進めることが大事です。そうすれば忘れないし、忘れても基本に立ち返れば、また思い出せます。ではまず、初めて簿記を学習する時、戸惑うことは何でしょうか?
それは、「資産」が「借方」で、「負債」と「資本」が「貸方」である、ということではないでしょうか?
実は、これこそが簿記を理解するためのカギだと思います。
それは簿記の成り立ちから来ています。それについては、次のような説があります。
昔ヴェネツィア商人が取引を記帳する際に、「相手の立場」で記入したといいます。
例えば金融業をしていたとします。
自分からお金を借りた人は左側に借りた人(借方)を、逆に自分に資金を貸してくれた人は右側に貸してくれた人(貸方)を、記入した。ここから、左側に「借方」、右側に「貸方」がくるようになったといわれています。
今では単に左側(借方)、右側(貸方)の意味で使われようになっていますが、その経緯からみてどれが「借方」か「貸方」が判断できることもあるので、参考になさってください。「このアプリについて」のところでは、「借方」「貸方」の理解のためにもう少し詳しい解説をつけました。
このアプリは、日商簿記3級で出題される主な「勘定科目」について、クイズ形式で問題を作成しました。このアプリでは、敢えて数字(金額)は扱いませんでした。勘定科目の名称と、その位置さえわかれば、仕訳は解けるという考えからです。
短期でおさらいするには、これ以上簡単な方法はないと思います。すこしでも、お役に立てれば幸いです。